HoloLensで体験できるCGと実シーンが融合された見たままの風景を撮影したい. HoloLensのカメラで利用者視点のビデオシースルー像を撮影したい場合はMixed Reality Captureを,第三者視点のビデオシースルー像の撮影はSpectator Viewを使えばできる. でも,これらはカメラで撮影された画像の上にCGを合成した像で,人間が見たままの像(光学シースルー像)ではない. 見たままの像を撮影するにはHoloLensの目の位置にカメラを置いて撮影するしかないのでやってみた.
撮影動画
使った物
- Microsoft HoloLens
- Point Grey Research (FLIR Integrated Imaging Solutions Inc.) Flea3
- 使える機材のセレクトショップの固定器具
- 三脚
- USB3.0ケーブル
- PC
固定方法
不満点
- レンズの選択がまずく画角が狭い.
- HoloLensの結像面が2m先くらいで実シーンとCGの両方にピントを合わせるにはCGが遠くなり,その分運動視差で立体的に見せることが難しい.
- Flea3のキャプチャソフトFlyCap2では,パラメータを全部固定にしてもゲインや色調が変わっているように見える.
- このクランプでクリアに像が見える位置にカメラを固定するのは結構難しくて,一度固定したら外したくなくなる.